ご存知の方も多いでしょうが、韓国は儒教文化が根強い国ですから、基本的に年上の人に対する礼儀にはとても厳しいのです。ですから、自分よりも年上の人間と韓国料理を食べるときには、席順などにとても気を使う必要があります。これは日本でも同じかもしれませんが、年上の人間には必ず「上席」を案内します。これはいわゆる「上座」と同じで、出入口から一番遠い席のことを言います。

これが年上との会食ではなく、友人同士のものであれば、もちろん好きに席を選べばよいですし、食事に際して何か気を使う、ということもありません。ですが、年上の人がいるときには、食べるペースなどにも気を使わねばなりません。年上の人間がいるときには、その人の食べるペースに合わせます。これが早すぎる、遅すぎる、となると失礼になりますので注意しましょう。

また、自分のほうが早く食事を終えた場合、お箸、やスプーン類などはお皿に入れたままにしておかなければなりません。そして、年上の人が食べ終わってはじめて、お皿から出し、元の位置に戻すのです。